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6月 24

鬼才と呼ばれた映画監督たちの、死ぬまでに観ておきたい40作

順不同、日本人以外。鬼才と呼ばれた映画監督は他にもたくさんいると思います。挙げればきりがなさそうですし、ここに挙げた作品がその監督の最高傑作というわけでもありませんが、絶対に観ておきたいと思える作品を集めました。

無冠の帝王…

主な作品:
『ロリータ』
『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』
『時計じかけのオレンジ』
『2001年宇宙の旅』
『バリー・リンドン』
『シャイニング』
『フルメタル・ジャケット』

【解説・あらすじ】
近未来を舞台に、核による世界破滅を描いたブラック・コメディ。アメリカ軍基地の司令官が、ソ連の核基地の爆撃指令を発した。司令官の狂気を知った副官は、司令官を止めようとするが逆に監禁されてしまう。大統領は、ソ連と連絡を取って事態の収拾を図る。しかし、迎撃機によって無線を破壊された1機が、ついに目標に到達してしまう……。

ブラックユーモアという言葉はこの映画のためにあるといっても過言ではありません。まさしくブラックユーモアの傑作!

ここまで強烈かつ秀逸な風刺は、映画であれ小説であれ見たことがない。

熱烈なゴジラファン…

主な作品:
『シザーハンズ』
『エド・ウッド』
『スリーピー・ホロウ』
『チャーリーとチョコレート工場』
『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』
『フランケンウィニー』

【解説・あらすじ】
実在の映画監督で、“史上最低の監督”と謳われた、エドワード・D・ウッド・ジュニア--通称エド・ウッドの伝記的作品。50年代のハリウッド。スタジオの片隅で使い走りをしながら、映画監督になる日を夢見て働いていた映画青年エドは、ある日業界誌に載った性転換をした男性の物語の映画化を知り、本物の服装倒錯者だったエドは、シナリオを3日間で書き上げ、ふとしたきっかけで知り合った往年のドラキュラ俳優、ベラ・ルゴシの出演を条件に資金を得て、監督デビューを飾るが……。

才能は無いが、どこまでも前向きで諦めることを知らないエド、そのエドに魅せられた人達、愛すべきバカの物語です。こういうの大好き!

成功した人間の伝記映画など、眠くなるだけだが、こうしたダメな人間の映画ってのは、何でこうも面白いのか・・・

映画作り以外、人生におけるすべてが怖い…

主な作品:
『ヨーロッパ』
『奇跡の海』
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』
『ドッグヴィル』
『マンダレイ』

【解説・あらすじ】
“アメリカ3部作”の第2弾。第1弾『ドッグヴィル』の主演女優ニコール・キッドマンに代わり、『ヴィレッジ』のブライス・ダラス・ハワードが主人公グレースを演じる。
ドッグヴィルを去ったグレースは、父親とともにアメリカ南部アラバマ州の大農園にたどり着く。“マンダレイ”という名のその農園は南京錠に閉ざされ、白人が黒人を支配していた。正義感に燃えるグレースはマンダレイの黒人たちに自由を与えようと心に決めるが……。

普通のドラマ映画と思っていると、簡単にノックアウトされるほどの衝撃と、斬新さに満ちている。

いったい何が正しいのかわかんなくなっちまいました。

モンティ・パイソンのメンバー…

主な作品:
『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』
『未来世紀ブラジル』
『フィッシャー・キング』
『12モンキーズ』
『ラスベガスをやっつけろ』

【解説・あらすじ】
管理社会を痛烈に皮肉った、ファンタジックなSF近未来映画。
コンピュータによる国民管理が徹底した仮想国ブラジル。その情報管理局で、ある役人が叩き落としたハエによって、コンピュータ情報の一部が壊れてしまう。そしてその影響は、善良な靴職人をテロリストと誤認逮捕させる結果を生み出すが……。

物語・映像・演出・音楽と全てが独特の素晴らしさを持っています。現代社会に生きている我々は見るべき映画。

何回か観ても自分にはさっぱりな印象です。でもテリーギリアムの並外れたセンスはびんびん感じます。

マニアックな映画にも精通…

主な作品:
『レザボア・ドッグス』
『パルプ・フィクション』
『キル・ビル』
『イングロリアス・バスターズ』
『ジャンゴ繋がれざる者』

【解説・あらすじ】
強盗の計画を立てているカップルを導入部に、盗まれたトランクを取り戻そうとする二人組のギャング、ビンセントとジュールス。ボスの情婦と一晩のデートをするハメになるビンセント。ボクシングの八百長試合で金を受け取るボクサーのブッチ。誤って人を殺し血塗れになった車の処理に右往左往するビンセントとジュールス。ギャングのボス、マーセルスを軸としたこれらの物語がラストに向けて収束していく……。

この映画には意味がない。だけど確かに価値がある。

ストーリーは題名通り「薄っぺらい作り話」。映画にするほどのような起承転結な展開は「無」に等しい。なら、おもしろくねぇじゃなえか?と思う。しかし、残念。だからこそ、この映画は「クソ」おもしろい。

人は失ったもので形成される…

主な作品:
『アモーレス・ペロス』
『21グラム』
『バベル』
『ビューティフル』

【解説・あらすじ】
メキシコシティ。ダウンタウンに住む青年オクタビオは、強盗を重ねては放蕩を続けている兄ラミロの妻スサナを密かに恋していた。ラミロの仕打ちに苦しむスサナもオクタビオには悩みを打ち明けるのだった……。スペインからやってきたモデル、バレリア。仕事も成功し、不倫相手のダニエルも妻と別居し、2人はマンションでの新たな生活を始めるのだったが……。初老の殺し屋エル・チーボのもとに新たな仕事の依頼が舞い込む。エル・チーボは殺す相手の行動を観察する一方、昔捨てた自分の娘の後を追い、こっそり家に忍び込む……。

三つのストーリーが微妙に時間軸をずらしながらも、巧妙に入り組みながら、一つの事故を中心に人生の変化を「犬」をキーワードにして描いている。深い映画だった。

残酷なシーンも多いけれど、愛情以上の尊重を感じる。これは相当見事な映画だと思う。

ミュージック・ビデオの監督としても有名…

主な作品:
『ヒューマンネイチュア』
『エターナル・サンシャイン』
『恋愛睡眠のすすめ』
『僕らのミライへ逆回転』

【解説・あらすじ】
平凡な男ジョエルは、恋人クレメンタイン(クレム)と喧嘩をしてしまう。何とか仲直りしようとプレゼントを買って彼女の働く本屋に行くが、クレムは彼を知らないかのように扱い、目の前でほかの男といちゃつく始末。ジョエルはひどいショックを受ける。やがて彼はクレムが記憶を消す手術を受けたことを知る。苦しんだ末、ジョエルもクレムの記憶を消し去る手術を受けることを決心。手術を受けながら、ジョエルはクレムとの思い出をさまよい、やがて無意識下で手術に抵抗し始める。

【まるで恋をしている時のような】喜び、悲しみ、楽しさ、残酷さを味わうことが出来た、最高に幸せな一本でした。

刺激的な名作を生み続ける…

主な作品:
『シティ・オブ・ゴッド』
『ナイロビの蜂』
『ブラインドネス』

【解説・あらすじ】
1960年代後半、ブラジル・リオデジャネイロの貧民街“シティ・オブ・ゴッド”では銃による強盗や殺人が絶え間なく続いていた。そこでは3人のチンピラ少年が幅を利かせている。ギャングに憧れる幼い少年リトル・ダイスは彼らとともにモーテル襲撃に加わり、そこで初めての人殺しを経験すると、そのまま行方をくらました。一方、3人組の一人を兄に持つ少年ブスカペは事件現場で取材記者を目にしてカメラマンを夢見るようになる。70年代、名をリトル・ゼと改めた少年リトル・ダイスは、“リオ最強のワル”となって街に舞い戻ってきた…。

我々のもつ常識の範疇を大きくこえた退廃度は凄まじい。

衝撃だった。それなりに裕福な家庭に生まれて、まぁそれなりに何不自由なく育った僕にとって、想像できない世界だった。

ヌーヴェルヴァーグの旗手…

主な作品:
『勝手にしやがれ』
『気狂いピエロ』
『中国女』
『パッション』
『ゴダールの映画史』

【解説・あらすじ】
ヌーヴェル・ヴァーグの代表的作品。映画的文法に基づいたストーリーというものはなく、既成の様々な映画の要素を混ぜ合わせ、光・色・音等を交差させて、引用で組み立てられた作品。「勝手にしやがれ」のジャン=ポール・ベルモンドを主演にして、ただただ破滅へと向かってゆく主人公の姿を描く。

映画が従来の映画ではない。映画がプロセスを持つのは暗黙のルールだと思っていた。 この作品ではそんな無粋な事はしない。

残念ながらこの映画を純粋に絶賛するような感性はもっておらず、たぶんゴダール映画だけを何度も見続けるときっと飽きるし、むしろわけのわからなさにストレスがたまるような気がするんだけど、なぜかふらりとひたりたくなるクセのあるこの雰囲気が結構好き。

カナダを代表する監督…

主な作品:
『ヴィデオドローム』
『デッドゾーン』
『ザ・フライ』
『イースタン・プロミス』
『ヒストリー・オブ・バイオレンス』

【解説・あらすじ】
「バットマン」シリーズで知られるDCコミックスのグラフィック・ノベルを映画化。
アメリカの田舎町でダイナーを経営するトム(ヴィゴ・モーテンセン)は、自分の店に押し入った強盗を倒し、人々の命を救う。その勇敢な行動がマスメディアに取り上げられたことで、トムの見覚えのない人物カール(エド・ハリス)が店にやってきてトムを脅しはじめる。

クローネンバーグの核となる哲学を丸ごと見せてもらったような、冷たいのに親近感を覚える作品。

一見、ひねりのない平凡な映画に見えるが、同時にこんな映画は見たことがないかもという不思議な感覚がある。

韓国映画界を牽引する監督の一人…

主な作品:
『復讐者に憐れみを』
『オールド・ボーイ』
『親切なクムジャさん』
『渇き』

【解説・あらすじ】
カルト的人気を誇る日本の同名漫画を原作に、パク・チャヌク監督が映画化したアクション・サスペンス。
ごく平凡な人生を送っていたオ・デス(チェ・ミンシク)はある日突然拉致され、気がつくと小さな監禁部屋にいた。理由も分からぬまま15年監禁され続け、突如解放される。復讐を誓うデスの元に現れた謎の男(ユ・ジテ)は、5日間で監禁の理由を解き明かせと命じるが……。

15年間もの間主人公を監禁した理由は、冷静に考えれば納得できないのだけれど、それを「映画の力」でねじ伏せて納得させてしまう、その力量にただただ脱帽。物凄いフィクションを作ったものだ。

波乱に満ちた人生を歩む…

主な作品:
『水の中のナイフ』
『ローズマリーの赤ちゃん』
『チャイナタウン』
『戦場のピアニスト』
『ゴーストライター』

【解説・あらすじ】
私立探偵ジェイクはモーレイ夫人からダム建設技師である夫の浮気調査を依頼される。だが、盗み取りした写真がなぜか新聞に掲載され、それを見たもうひとりのモーレイ夫人が現れる。実は彼女こそ本物で、名をイヴリンという。ジェイクはこれがダム建設をめぐる疑惑と関係ありと睨んで調査を開始するが、モーレイは溺死体で発見され、ジェイクもまた謎の男たちに暴行を受ける。探偵と依頼人という関係を越えはじめたイヴリンとジェイクだったが、なおも謎は深まるばかりだった……。

『チャイナタウン、、この街では余り首を突っ込まず怠慢で居るのが一番なのさ』それを象徴するかのようなラストシーンの虚無感が素晴らしい。

安っぽいハードボイルドではない。これはこの世の絶望を実際に経験した人間にしか撮れない。

自身の映画の音楽も担当…

主な作品:
『ハロウィン』
『ニューヨーク1997』
『遊星からの物体X』

【解説・あらすじ】
氷の中から発見されたエイリアンと南極基地の隊員との死闘を描いた、SFホラーの古典「遊星よりの物体X」のリメイクで、よりキャンベルの原作に近い。10万年前に地球に飛来した謎の巨大UFOを発見した南極観測隊のノルウェー基地が全滅。やがてノルウェー隊の犬を媒介にしてアメリカ基地に未知の生命体が侵入した。それは次々と形態を変えながら隊員たちに襲いかかる……。

本当にB級映画かこれ。誰が決めたんだろ?すごくよくできてる。

ホラー映画の枠を越えた、サスペンス映画の金字塔的作品。

カルトの帝王…

主な作品:
『エレファント・マン』
『ツイン・ピークス』
『ブルーベルベット』
『ワイルド・アット・ハート』
『マルホランド・ドライブ』

【解説・あらすじ】
19世紀末、ロンドン。医師トリーブス(アンソニー・ホプキンス)は、街の見世物小屋で象人間と呼ばれていたジョン・メリック(ジョン・ハート)に出会う。研究のために彼を病院で生活させるが、やがてメリックの知性と純粋な心に触れ、人間らしい交流が生まれる。

実話をかなり忠実に再現しているということで、 心を揺さぶられることはもちろん、人間としての尊厳を守るための主人公の行為は、 深い感動を与えてくれる。

まだ未見の方は、ちょっと覚悟が必要ですが、是非見て欲しいですね、、そしていろいろ考えて欲しいです。

嫌いな色はピンク…

主な作品:
『エイリアン3』
『セブン』
『ファイト・クラブ』
『ソーシャル・ネットワーク』
『ドラゴン・タトゥーの女』

【解説・あらすじ】
キリスト教の“七つの大罪”になぞらえた奇怪な連続殺人事件を追う二人の刑事を描いたサイコ・サスペンスで、アメリカ・日本ともに大ヒットを記録した。凝りに凝ったオープニングが象徴するように、デヴィッド・フィンチャーのスタイリッシュな画造りと、ブラッド・ピット&モーガン・フリーマンの渋い演技が光る一編。

何度でも観たくなる、神々しいまでの美しさがここにある。

前向きなメッセージ性はないし、救いもない。しかし、そんなマイナス要素を寄せつけないほど映画としての完成度が高い。

思わず目を背けたくなる映像作品…

主な作品:
『ファニーゲーム』
『ピアニスト』
『タイム・オブ・ザ・ウルフ』
『白いリボン』
『愛、アムール』

【解説・あらすじ】
危機的な災害が起き、ヨーロッパ中が水と食料不足になってしまう。
ジョルジュとアンナ夫婦は、わずかな貯えを持ち、子供を守るために田舎の別荘へと向かうのだが・・・。

危機的災害下における人間の変化と不変化、対人関係の破綻と美しさを描いた傑作です。

炎と抱擁が新たな人類の価値観を作りだすような崇高なラストに、胸が詰まる。

「裸型の映画」を目指す…

出典mubi.com

主な作品:
『ヴァンダの部屋』
『コロッサル・ユース』
『何も変えてはならない』

【解説・あらすじ】
『骨』『ヴァンダの部屋』にひき続き、再びリスボンの“フォンタイーニャス地区”を舞台に撮った壮大な叙事詩。孤独な初老の男がスラム街と新興住宅地の間をさまよいながら自らの存在意義を静かに問いかける様を見据える。前2作にも出演しているヴァンダ・ドゥアルテをはじめ、本作にもプロの俳優は1人も出演していない。彼らの経験を生かし、その凛としたたたずまいや苦難の人生を鮮やかに切り取った監督の手腕にうなる。

格別凝った照明設計を行ってはいない風でありながら、いずれのショットも豊かな明暗の領域をもって視覚を刺激する。

取り留めない日常は苦しみを訴えかけてくるわけではないのだけれど、気づいたら歯を食いしばって画面を見ている自分がいた。評価とは離れたところで存在しているような作品でした。

実験的な演出の一方、スターを好んで起用する…

主な作品:
『欲望の翼』
『恋する惑星』
『楽園の瑕』
『花様年華』
『愛の神、エロス』

【解説・あらすじ】
麻薬取引にかかわる金髪の女ディーラーと、恋人にふられ落ち込み気味の刑事モウとの不思議な出会い。そして、モウが立ち寄る小食店の新入り店員フェイと、スチュワーデスの恋人にふられる警官との出会いとすれ違いという、平行線をたどる二組の関係を軸にして展開する、香港ニューウェイブ、ウォン・カーウァイ監督が描く恋愛映画。

香港映画の概念を根底から覆した。

どこか歯痒さを残しながら、互いの心の琴線を触れ合わせるような物語。時にはシリアスに、時にはポップに。だから、不思議で、微笑ましく、美しい。

独自のスタイルと色彩…

主な作品:
『火の馬』
『ざくろの色』
『スラム砦の伝説』
『アシク・ケリブ』

【解説・あらすじ】
18世紀のアルメニアの詩人サヤト・ノヴァの生涯にオマージュを捧げた八章の美しい映像詩編。伝記ではなく、その時代の人々の情熱や感情を台詞のほとんどない映像言語で描いている。静物画のような題名がしめす通り、絵画的な美しさを放ち、また神秘的で謎めいた儀式性と様式美の面でタルコフスキーの「鏡」と並び称される作品である。また、ゴダールはこの作品から多大な映画的信仰を与えられ、後年「パッション」を撮ったと伝えられている。

何が良いのかは私の乏しいボキャブラリーでは説明できません。ひとつ言えることは、他には無い美しさが在るということ。そんなことしか言えない自分が疎ましい。

試験に8回落ちて運転免許を諦めた…

主な作品:
『プッシャー』三部作
『ドライヴ』

【解説・あらすじ】
天才的なドライブテクを武器に、昼は映画のカースタント、夜は強盗逃し専門の運転手をしているドライバー(ライアン・ゴズリング)。ドライバーはアイリーン(キャリー・マリガン)にひそかに思いを寄せていたが、彼女には服役中の夫スタンダード(オスカー・アイザック)がいた。ある日、服役から戻ってきたスタンダードがガレージで血まみれで倒れている姿をドライバーが目撃し……。

映画全体に漂う雰囲気に惹き込まれる。登場人物を客観的に狙うカメラワークやロスの街並みを粗く捉えた映像。そしてなんといっても使われる曲やスコアがいい。

確実に、その作品を押さえておきたい名前が一人増えた。

ヒッチコック大好き…

出典siff.bg

主な作品:
『ジャンク・メール』
『隣人 ネクストドア』
『チャイルドコール 呼声』

【解説・あらすじ】
魅惑的な隣人姉妹に翻弄され、常軌を逸し追い詰められていく男の悪夢を描いたサイコスリラー。長編デビュー作『ジャンク・メール』がカンヌ映画祭などで高く評価されたノルウェーのポール・シュレットアウネ監督が、過激な性描写を交え、一人の男の心の闇をあぶり出す。主人公を演じた『孤島の王』のクリストッフェル・ヨーネルは、本作の演技でノルウェー版アカデミー賞のアマンダ賞最優秀男優賞を受賞した。

主人公の変質的な性欲を赤裸々に描きつつ狂気を宿していく過程を、現実と幻覚の中で巧みに構成している。

隣室に苛まれる主人公の精神荒廃ぶりが素晴らしく、ネクロフィリアとSM要素も絡まっていて素敵な官能サイコサスペンス。

同性愛者としても有名…

主な作品:
『オール・アバウト・マイ・マザー』
『トーク・トゥ・ハー』
『ボルベール〈帰郷〉』
『私が、生きる肌』

【解説・あらすじ】
病室のベッドに横たわる若くて美しい女性アリシア。彼女は4年前に交通事故に遭い、以来昏睡状態に陥ったまま一度も目覚めることはなかった。看護士のベニグノは4年間彼女を世話し続けるとともに、決して応えてくれることのない相手に向かって毎日語り続けていた。一方、女闘牛士のリディアもまた競技中の事故で昏睡状態に陥っている。彼女の恋人マルコは突然の事故に動転し悲嘆にくれていた。そんなベニグノとマルコは同じクリニックで顔を合わすうちいつしか言葉を交わすようになり、互いの境遇を語り合う中で次第に友情を深めていくのだったが…。

思考は深いです。深すぎるゆえに嫌悪感を覚えます。しかしそれでも、作風は誠実なので賛美を送ります。

チェコ生まれの戦闘的シュルレアリスト…

主な作品:
『アリス』
『ファウスト』
『フード』
『悦楽共犯者』
『オテサーネク 妄想の子供』

【解説・あらすじ】
抑えがたい欲望に衝き動かされ、さまざまな“自慰機械”の発明に没頭する男女6人の密かな楽しみを、“ブラック・グロテスク”スタイルで描く。ありふれた日常を異様かつシュールな世界へと変貌させてしまう、シュヴァンクマイエル独特の映像テクニックが秀逸。不条理な快楽ファンタジーを生きねばならぬ人々の痛快ブラック・コメディで、天才シュルレアリスト・シュヴァンクマイエルの明快で陽気な長編と言える作品。

人各様に興奮し感極まっている様が実に傑作で面白く、壊され潰され消えてゆく様も独特の雰囲気であるし、ラストに至っては実にシュールで余韻を残す。

男女間の関係を、「SEXの関係」ではなく、「自慰行為の関係」という新しい関係、表現が魅力的だった。

代表作のほとんどの音楽はマイケル・ナイマン…

主な作品:
『英国式庭園殺人事件』
『コックと泥棒、その妻と愛人』
『ベイビー・オブ・マコン』
『ピーター・グリーナウェイの枕草子』

【解説・あらすじ】
夜の闇の中、悠然と輝きを放つ高級フランス料理店“ル・オランデーズ”。ここではゴシックの食卓画を思わせる絢爛たる厨房で、腕によりをかけたコック達が作る料理が毎夜テーブルに並べられていた。この店の一番の顧客は泥棒のアルバートとその美しい妻ジョージーナの一行。暴力を振るう夫に恐怖を抱き逃げることもできずにいる妻の目にある夜一人の男性の姿が写る。食事に同伴するのはいつも一冊の本。孤独だが知的で穏やかな物腰の彼に彼女はたちまち魅せられてしまう。

二度と忘れられないラストに、星をつけるのを躊躇う。賛辞などできるわけが無い。
しかし、満点でも足りないと思うそれほどの強烈な世界だった。

有名な話だけれど、椎名林檎がこの監督をかなりリスペクトしてます。観れば物凄く納得出来ます。

フランスの名匠…

主な作品:
『内なる傷跡』
『ギターはもう聞こえない』
『白と黒の恋人たち』
『恋人たちの失われた革命』

【解説・あらすじ】
1968年、20歳の詩人フランソワ(ルイ・ガレル)は兵役を拒否し、革命に燃えるパリで機動隊と激しい闘争を繰り広げる。ある日、彫刻家を目指すリリー(クロティルド・エズム)と出会い、2人は恋に落ちる。1969年、若者たちはアヘンなど享楽におぼれ、夢や理想、革命でさえも語るだけのすさんだ日々を過ごすようになってゆく。

ゆっくりと,けれども取り返しのつかないほどに失われていく夢と愛・・・その崩壊の過程をこの映画はとてもうまく捉えていると思う。

彼らの、美しい物憂げな表情を、五月革命の、行く先の見えなくなってしまったエネルギーを、目で、耳で、心で感じ取ってほしいと思います。

シュールリアリズムとエロティシズム…

主な作品:
『アンダルシアの犬』
『忘れられた人々』
『ビリディアナ』
『哀しみのトリスターナ』
『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』

【解説・あらすじ】
今みても感嘆する他にないシュールレアリズムの映像詩。L・ブニュエルの凄い所はこのイマジネイティヴな実験精神を失わず、“アンチ”カトリシズムの不条理劇と果敢な映画的創造を貫いたことだ。ダリが共同脚本を手がけた本作は全く論理的脈略はなく、あまりにも有名な、眼球を剃刀で真二つにされる女、路上に切り落とされた手首をみつめる女装の男、痙攣する掌を這い回る蟻の群れなど、夢魔的イメージが全篇を支配している。

脚本 ルイス・ブニュエル 、サルバドール・ダリ。淡々と、それでもなんだか背筋がぞわり、となる穏やかな悪夢の17分。

バカバカしいとか、駄作と言う方もいますが、異端映画を愛するへそ曲がりの映画ファンの方に自信をもってお勧めします。

アクションや表情で語る…

主な作品:
『魚と寝る女』
『サマリア』
『うつせみ』
『アリラン』
『嘆きのピエタ』

【解説・あらすじ】
身寄りもなく、ずっと一人で生きてきたイ・ガンド(イ・ジョンジン)は、極悪非道な借金取り立て屋として債務者たちから恐れられていた。そんな彼の前に母親だと名乗る女性(チョ・ミンス)が突如現われ、当初は疑念を抱くガンドだったが、女性から注がれる愛情に次第に心を開いていく。生まれて初めて母の愛を知った彼が取り立て屋から足を洗おうとした矢先、女性の行方がわからなくなってしまい……。

★5。しかし、この映画ほど“他人に薦めたくない”と感じた映画はない。

一時、自らの突飛な想像力を制限していたようにも思えたギドクだが、『嘆きのピエタ』ではリミッターを外したように自由な物語を創りあげた。

シュールで幻想的なSF作品…

主な作品:
『猿の歯』
『ファンタスティック・プラネット』
『時の支配者』
『ガンダーラ』

【解説・あらすじ】
仏のSF作家ステファン・ウルの長編小説を、マンガ家ローラン・トポールの絵でアニメ化した異色のファンタジー作品。未開の惑星イガムを舞台に人間型のオム族と、彼らを奴隷のように扱うドラーグ族の戦いと協調を描く。SF的イマジネーションの凄さと特異なアニメーション映像には目を見張るものがある。

圧倒的にビジュアルがすごい。見たことのない色とかたちで溢れかえっています。

編集室にこもるのが大嫌い…

主な作品:
『サタン・タンゴ』
『ヴェルクマイスター・ハーモニー』
『倫敦から来た男』
『ニーチェの馬』

【解説・あらすじ】
ハンガリーのとある田舎町。郵便配達夫のヴァルシュカ・ヤーノシュは老音楽家エステル氏の世話を日課としていた。エステル氏は口述の記録を続けていたが、それは現代でも用いられている調律法を考案したことで知られる音楽家“ヴェルクマイスター”への批判のようにも聞こえる。そんなある日、巨大なトラックで町の広場に突然現われた移動サーカス。トラックの中にはハリボテの“世界一巨大なクジラ”。お金を払いそのクジラを目にしたヤーノシュはすっかり魅了される。しかし、これを境に、町では何かが歪み始めていった……。

目を離さずにはいられない、魅惑の映像体験。

145分の長尺を、僅か37カットというカメラの長回し、移動撮影で静謐かつスタイリッシュに描き出している。

ほぼ全ての作品を曇天、降水時に撮影…

主な作品:
『旅芸人の記録』
『アレクサンダー大王』
『永遠と一日』
『エレニの旅』

【解説・あらすじ】
軍事政権下、ある時には作品内容を前世紀の田園劇と偽って製作された、旅一座の家族を通じギリシア現代史をパノラミックに総括した壮大な映画の叙事詩。一家の物語はそのままアトレウス家の古代神話をなぞり、これを39年のメタクサス将軍の極右独裁体制の開始から、ムッソリーニの侵攻、42年の独軍占領、44年の国民統一戦線の勝利、戦後のゲリラ下部組織の掃討から共産派弾圧、52年のパパゴス元帥の軍事政権の誕生までの歴史事実を生々しく介在させ、政治の荒波に翻弄される画面外の民衆の息吹すら感じさせる偉大な作品。

魅力は書いても書いても書き足りないが、とにかく他の誰にもまねすることのできない、アンゲロプロス監督だからこそできた唯一無二の芸術作品。

「ワンシーン・ワンカット」といえばアンゲロプロス監督のトレードマークだ。全部でわずか80カット程の濃密な映像と空間性。カットは時間や場所の変化のためにあるが、彼はあえて時空をまたがる長いカットを生みだしている。

香港のタランティーノ…

主な作品:
『大丈夫』
『AV』
『イザベラ』
『些細なこと』
『ドリーム・ホーム』

【解説・あらすじ】
差が広がる香港の社会経済を背景にエロスに満ちた残酷描写の数々で衝撃の実話を映画化。
香港の象徴的な景観として知られる美しいビクトリア・ハーバーが見える湾岸エリアにある高級高層マンション「ビクトリアNo.1」。ある晩何者かが管理人室に忍び込み、居眠り中の警備員を絞殺する。ほどなくマンションの住民に対しても血の惨劇が繰り返されるが、その犯人の正体は金融機関に勤める普通のOL、チェン(ジョシー・ホー)だった。

“あまりの残酷描写から国際映画祭で汚物袋が配布された”ということでしたが、スプラッター映画にあまり耐性がないと自認する自分でも普通に鑑賞できました。

たしかにグロさに満ちていましたが、不動産バブルに振り回されてしまう、ある家族の悲しくて、そして皮肉な人間物語の色彩のほうが強く心に突き刺さりました。

香港ノワールに生きる…

主な作品:
『過ぎゆく時の中で』
『ザ・ミッション 非情の掟』
『エレクション』
『エグザイル/絆』
『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』

【解説・あらすじ】
組織と友情に縛られた男たちの運命をスタイリッシュに描く香港ハード・ボイルド。黒社会のボス、ブンは何者かに命を狙われてしまう。そのため護衛として組織の精鋭を招集する。集められたのはそれぞれ境遇のまるでちがう5人。彼らは衝突を重ねながらも、与えられた任務――ブンを守り犯人を割り出す――を遂行するため行動を共にするのだった……。

「香港にジョニー・トーあり」を高らかに宣言し、落ちぶれていた香港ノワールを復権した。

とにかく面白い。もっとこの映画の世界を見ていたい、そんな思いで最後までそこから動けなくなりました。

タイ映画初のパルムドール…

主な作品:
『ブリスフリー・ユアーズ』
『トロピカル・マラディ』
『世紀の光』
『ブンミおじさんの森』

【解説・あらすじ】
タイの僧侶による著書「前世を思い出せる男」を基に、ある男性が体験する輪廻転生の物語をファンタジックに描く。腎臓病を患い、自らの死期を悟ったブンミは、亡き妻の妹ジェンを自宅に招く。昼間は農園に義妹を案内したりして、共にゆったりとした時間を過ごす。彼らが夕食のテーブルを囲んでいると、唐突に19年前に亡くなったはずの妻の霊が姿を現し……。

過去のパルムドールと比べても少々異質。それでも、あとを引く不思議な作品。

カンヌパルムドールに惹かれて来る一般映画ファンは多いと思いますが、果たしてその中の何割くらいが今作を理解し、今作に心の底から拍手を贈ることができるのか。

現実に目を向けてほしい…

主な作品:
『マニラ・デイドリーム』
『キナタイ -マニラ・アンダーグラウンド-』
『囚われ人』

【解説・あらすじ】
恋人との結婚を間近に控え、小遣い稼ぎのためにある晩、闇の仕事を手伝うことにした青年主人公。しかしそれを境に、彼の運命は急変。長く続く夜のドライブの果てに、彼が目の当たりにすることになったのは、マニラの暗黒組織から麻薬をくすねようとして拷問・惨殺されるひとりの売春婦の哀れな姿だった…。

ドキュメント風な映画というのはあるが、これは徹底している。マニラの街並みや人物描写をそのままやっていて、いつのまにかドラマが紛れ込む。

正しいか、正しくないか、こういうことをしたいとか、したくないとか、そういう自分の意志の力以上に大きな「悪」にいつのまにか飲まれてしまう恐ろしさ。

ハリウッド映画界きってのオタク…

主な作品:
『ミミック』
『ブレイド2』
『ヘルボーイ』シリーズ
『パンズ・ラビリンス』

【解説・あらすじ】
1944年のスペイン内戦下を舞台に現実と迷宮の狭間で3つの試練を乗り越える少女の成長を描くダーク・ファンタジー。ファシズムという厳しい現実から逃れるため、架空の世界に入り込む少女を通じて人間性の本質に鋭く切り込む。イマジネーションあふれる壮大な視覚技術を駆使して生まれたクリーチャーや深く考察されたテーマに根ざした巧みな演出が衝撃的。

想像力が必要ですが傑作です。観終わったあと、しばらく席を立てませんでした。

奥が非常に深く現実的で、ファンタジーの真髄・本質と言っても過言ではない。

葛飾北斎にも影響を受ける…

主な作品:
『プリンス&プリンセス』
『キリクと魔女』
『アズールとアスマール』

【解説・あらすじ】
兄弟のように育ったアズールとアスマールが、妖精を探す冒険を経てたどり着く心の成長を、鮮明なストーリー展開と色彩で表現した。日本語吹き替えでは、香川照之がひとクセある物乞いの声を担当。アラベスク文様のモザイク、アラビア語の響き、幻想的な音楽など、異国情緒あふれる中世イスラム世界の美しさも印象的。

アラビアの千夜一夜物語の一遍をみているような感覚ですが、おそらく、夢でもこんなステキな映像はみれないでしょうね。

日本のアニメが好き…

主な作品:
『ドーベルマン』
『ブルーベリー』
『シャネル&ストラヴィンスキー』

【解説・あらすじ】
ココ・シャネルとストラヴィンスキーの秘められた恋を描いた人間ドラマ。1913年のパリで、ストラヴィンスキー(マッツ・ミケルセン)の新作である春の祭典が初日を迎える。だが、観客はそのあまりにも斬新な内容についていけず、激しいブーイングが起きる。その7年後、デザイナーとして成功したシャネル(アナ・ムグラリス)は、ストラヴィンスキーの才能にほれ込み、自分の別荘に彼とその家族を滞在させる……。

この二人に実際恋愛関係があったかどうかはあくまで仮定の上でのフィクションらしいけれど、真実の羅列以上に彼らの人となりというものを描き出しているではないかしらー、などと思ったのだった。

最低でもシャネルが単なる有名なブランドではなく女性の服飾の革命家であり、ストラビンスキーが現代音楽の偉大な革命家である事だけは分かった上でご覧になると尚、良いでしょう。

中国の若き巨匠…

主な作品:
『プラットホーム』
『青の稲妻』
『四川のうた』
『天注定』

【解説・あらすじ】
中国山西省の小さな町・汾陽(フェンヤン)。文化劇団のメンバーの明亮、瑞娟、張軍、鐘萍の4人は幼なじみで、劇団の練習、地方巡業の旅と、いつも一緒の時間を過ごしていた。しかし1980年代半ば、この小さな町にも時代の波が押し寄せてきた。自由化に突き進む政府は劇団への補助金を打ち切り、劇団はそのあるべき姿を変えざるを得なくなる。やがて、彼ら4人の関係もまた不安定になっていく。そして、明亮、張軍、鐘萍の3人は、劇団に残り仲間たちと一緒に旅を続けるが、瑞娟だけは町に留まることを決意する。

「変わりつつある中国の気配」を些細な場面に漂わせ、その気配の中を旅する若者の姿こそが、その「変わってしまった中国」を現している映画。

映画の力への確信が「プラットホーム」をかくも感動的に、完璧な作品としていることだけは確かだと思う。

ジャン=リュック・ゴダールの再来…

主な作品:
『ボーイ・ミーツ・ガール』
『汚れた血』
『ボンヌフの恋人』
『ポーラX』
『ホーリー・モーターズ』

【解説・あらすじ】
『ポーラX』以来およそ13年ぶりに単独でメガホンを取った異色作。変装してリッチな銀行家や物乞いの女性、ごく平凡な父親から殺人者まで11人それぞれの人生をリアルに演じる主人公の長い一日を映し出す。主演をカラックス監督の常連ドニ・ラヴァンが怪演し、歌手のカイリー・ミノーグや、『バッド・ルーテナント』などのエヴァ・メンデスらが共演。幻惑的な映像美に彩られた夢と現実の間をたゆたう感覚の物語に驚嘆する。

ゴジラの旋律に笑って、カイリー・ミノーグの歌声に涙する、 もうそれで充分過ぎるほどの映画だ。

ひと通りのストーリーを語ることはできるけど、解説なんかできない。こんなに呆気にとられた映画は久々だった。

ニュー・ジャーマン・シネマの代表格…

出典mubi.com

主な作品:
『アギーレ/神の怒り』
『フィツカラルド』
『カスパー・ハウザーの謎』
『10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス』

【解説・あらすじ】
19世紀末の南米ペルー。オペラハウス建設を夢見るブライアン・スウィーニー・フィッツジェラルドは、資金繰りのために無尽蔵のゴムの木を有するアマゾン河上流の未開地へ挑む……。ニュー・ジャーマン・シネマの旗手W・ヘルツォークが、アマゾン長期ロケを行って描き出したスペクタクル・ロマン。

これまたよく分からないが凄い作品だ。 極端な事をするのは美しいことだって思う。

「アマゾン川の上流にオペラハウスを造りたい!」という、よくわからない夢に取り憑かれたオペラ好きのじいさん、このパワフルな無鉄砲じいさんに、大切なことを教わった気がします。

関連まとめ

出典元:鬼才と呼ばれた映画監督たちの、死ぬまでに観ておきたい40作 – Naverまとめ